この記事では、メルカリの販売実績が300件以上ある筆者が、実際に実践している商品画像の撮影方法やおすすめの加工フィルターや文字入れ方法などをご紹介します。
- メルカリの商品写真を綺麗に撮りたい!
- 写真を撮るのにおすすめのアプリが知りたい!
- 売れる写真の加工方法が知りたい!
という方は、ぜひこの記事を最後まで読んで実際にやってみてくださいね!
目次
メルカリ商品撮影の基本
まずこちらの2枚の画像をご覧ください。
こちらは、筆者が実際にメンディングテープを商品だと仮定して撮影した写真です。
左は明るく商品が見やすい写真で、右は影が被っている上に暗くあまり購買意欲をそそられないですよね。
今回の写真は、自然光がまったく入らない部屋で、撮影用ライトを使用しないで撮影しています。
撮影しやすい環境で撮ったものをお見せしても仕方がないので、今回はあえて難しい条件で撮りました。
最終的にはどのような方法をとっても良いのですが、明るく見やすい写真という点は、どのような商品を出品するにしても絶対にブレない基本ですのでこれだけは忘れないでくださいね。
撮影方法
さっそく撮影してみましょう。基本的にのは、商品をスマートフォンで撮影するだけです。
撮影する際には、机などを使用してなるべく商品を床に直置きはやめましょう。
実際に、出品している商品自体はとても市場価値の高いもので、なおかつ相場より低い価格で出品しているにも関わらず長い間売れていない商品のある方がいました。
商品一覧で見ている分には分からなかったのですが、商品ページで実際に見てみると、髪の毛が落ちている床に直置きして商品を撮影しているお品物だったのです。
前記事でもお話したように、メルカリは顔が見えない相手とのやり取りですから、商品画像が清潔でないだけで「きちんと品物を送ってくれないかも?」「商品自体も汚れてそう」「梱包も雑に違いない」とネガティブな憶測を呼んでしまい、良いことはひとつもありません。
ですので、筆者は床の直置きを非推奨としています。また記事の下の方でお話させていただきますが、もしどうしても床に置く必要がある大きな箱に入った商品などを撮影する場合は、撮影前にきちんと掃除をして、撮影した写真を見返して、汚くないかどうかもチェックしましょう。
ちなみに筆者は、こういった俗に物撮りシートなどと呼ばれるアイテムを使用して撮影しています。
画像のものは100円ショップのセリアさんで販売されているリメイクシート(壁などを好きな柄にアレンジするためのステッカーのようなもの)です。
物撮りシート自体が売られていなくても、リメイクシートは大抵の100円ショップで売られています。また詳しいお話は後の項目でさせていただきます。
【基本の撮影手順】
品物を綺麗な場所に置く→スマホの通常カメラで撮影する(自然光がない人はフラッシュ有がおすすめ)
撮影ポイントは多角的に撮る
撮影のポイントをお伝えします。商品は1方向だけから撮影しても「側面や裏はどうなっているのかな?」ということは、実際の商品を見られない購入者は分からないですよね。
ですので、商品画像を用意する際は、お品物を色々な方向から撮りましょう。
また、上の写真を見てあれ?と思った方もいると思います。
そう、商品に汚れがついています!(※今回は撮影用にあえてつけたものです)
家にある不用品を出品するとなると、古くなり経年劣化のある物、使用により傷や汚れができてしまった物も当然出てきます。その時には傷や汚れも必ず撮影し、分かりやすく加工して商品画像に加えましょう。
きれいなお品物です!などと書いて購入した方が実際に手元に届いたら傷がたくさんあった……となったら怒りますし、悲しい気持ちになってしまいますよね。
何より出品者であるあなたの今後の信用問題にもなりますので、誠意あるお取引を心がけましょう。
大きめな物の撮影
少し大きな商品は、シートを敷き、その上にタブレットスタンドやスマホスタンドを置いて撮影しています。
こうすることにより品物に角度がつくので、自分の影が被ってしまうのを防げますし、小さい物を撮影する時と違ってお品物がスタンドを隠してくれるので見栄えも悪くありません。
ちなみに下から見るとこうなっています。便利な小ワザなのでぜひ真似してみてくださいね。
大きな箱に入った商品の撮影
大きな商品、箱に入った商品は、どうしても床に直置きを余儀なくされることが多くなってしまいます。
その際はきちんと床を掃除して、商品を撮影した後もゴミや汚れが写りこんでいないかを確認しましょう。
また、背景に他の物が散乱している状態はなるべく避けるのがベターです。
壁を背にする場合は、壁のふち(巾木)の汚れにも気をつけましょう!
撮影時に用意すると良い物
メルカリの商品撮影をする際にあると便利な物についてご紹介します。
- 物撮りシート(リメイクシート)
- 撮影用ライト
- メジャー、長めの定規
- タブレットスタンド(スマホスタンド)
- ライトボックス【上級者向け】
①物撮りシート(リメイクシート)
先ほどもお話させていただいたこれ↑です。物撮りシート、撮影用シートなどと呼ばれている物ですが、今回のこちらの写真は本来インテリアをアレンジする用のリメイクシートという物です。
ダイソー、セリア、キャン★ドゥなどの100円ショップでも購入することができます。
こちらを商品の下に敷いて撮影するだけでちょっとおしゃれに見えますし、なにより清潔感が出るのでとてもおすすめです。しかし、こういった1枚がピンと伸びた状態で売られているものは実はとても少なく、サイズもA4サイズくらいまでになってしまい、小さく感じることがあります。
その際は、こうした筒状になった大きいシートを購入し、カットしたダンボールに貼り付けて作成するのもおすすめですよ!筒状のものは種類も豊富ですし、画像のようにかわいい柄のものもあります。
②撮影用ライト
明るく見やすい商品写真を撮影するためには、もちろんスマホのフラッシュだけでも良いのですが、こいった撮影用ライトがあるととても便利です。
一般的にはリングライトと呼ばれているもので、各100円ショップやスリーコインズなどの300円ショップでも売られていることがあります。(ただ1000円ほどする場合もあり)
自然光がない部屋でも簡単にきれいな写真が撮影できますし、調光もできるものもあります。
価格:2399円 |
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部屋に置いておく場所がない!片付けも面倒!という方は、こういったスマホに直接装着できるタイプのものもありますので、自分が使いやすい物を探してみてくださいね。
価格:1980円 |
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③メジャー、長めの定規
こちらは、主にバッグなどの大きさが重要になってくる商品の撮影に便利です。
また筆者が過去に出品した物の中では、インテリアグッズなども大きさを求められる傾向にありました。
もちろん商品説明の文章中に書いても良いのですが、目が滑って情報が抜け落ちることもあるので、商品画像の1枚目に縦の長さだけでもメジャーなどをあてた画像を設定してあげると良いかもしれませんね。
④タブレットスタンド(スマホスタンド)
こちらは主にこの記事で前述した、少し大きめの物を撮る時におすすめなグッズです。また、例えばビニールのパッケージに入った商品など光を反射しやすい物を撮影する時にも使えます。
筆者はどちらも使いますが、横幅が広いことが多く色々な物を乗せられるタブレットスタンドをおすすめします。
中でも、商品の安定性の関係で、液晶をひっかける部分のツメがあまり深すぎないものを選ぶと良いでしょう。
価格:1480円 |
⑤ライトボックス【上級者向け】
こちらは完全に趣味の範囲です。例えば、ゆくゆくは古物商の登録をしてショップで中古品販売をしていきたい方や、娯楽でフィギュアの撮影などをしたい方にはおすすめできます。
ライトボックス、ですと競合する商品があるので、通販ページで探しにくい場合は「撮影ボックス」や「撮影ブース」などと検索するとヒットすることもあります。
価格:1290円 |
こういったわりと安価な物もありますが、3000円、5000円と気軽に買うにはまあまあ割高な物も多いので、お好きな方のみ購入するのがおすすめです。
商品写真のおすすめ加工アプリ
筆者が実際に使用している商品写真のおすすめの加工アプリは、ラインカメラです!
圧倒的にこのアプリがおすすめなのですが、その理由は
- 無料!
- フィルターの種類が多い
- 文字入れが簡単
- コラージュも作れる
からです。感覚的に操作できる点も良いですし、筆者はメルカリ以外の用途で撮影した写真もほとんどすべてこのアプリで加工しているので、ぜひ一度使ってみていただきたいです!
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商品写真の編集手順と方法
こちらも実際にいつもやっている加工方法を画像で説明していきます。
まずは基本の写真撮影(通常カメラで撮影)をし、ラインカメラのアプリを開きます。
①右上の「アルバム」ボタンを押すと先ほど撮影した写真を選択できると思います。
②下の丸が3つ重なっているようなアイコンがフィルター選択のタブなので、そこをタップします。
③様々なフィルターがありますが、「ブルーハワイ」というフィルターを使います。
すると暗かった画像がこう↓なります。
フィルターをかけるだけで、だいぶ綺麗で見やすい写真になりました!
④さらに横のバーのようなアイコンを押した中にある「露出」で明るさを調節すると、もっと見やすい画像になりますのでぜひ試してみてくださいね!
【加工手順まとめ】
通常カメラで写真を撮る→ラインカメラでブルーハワイフィルターをかける→明るさを調節する
1歩踏み込んだ商品画像の準備
売れない・分かりにくい商品画像の再編集
メルカリでの販売を続けていると「この商品売れないなあ」「なんかこの写真よく見たら分かりにくいかも」ということが出てきます。
その場合の対処方法は、商品写真に文字を入れた画像を作ることです。具体的にはこのようなかんじです。
なーんだ文字入れただけ!と思うかもしれませんが、商品一覧などのサムネイル(小さい画像)にしてみるとけっこう違いが出てきます。
メルカリで欲しい商品を検索するときは、同じような品物の画像が一覧にざっと並びます。
その時に一目でそれがどんな商品か分かれば買ってもらえる確率が上がりそうですよね。商品に文字を入れる作業もすべてラインカメラで完結します。
たったこれだけです。背景の色などに合わせて文字の色を見やすい組み合わせにすると、さらに良いですね!
キズや汚れがある場合の画像の作り方
この記事で前述させていただいた、商品自体にキズや汚れがあるお品物の商品画像の作り方を説明します。
具体的には、キズを丸で囲む方法がもっとも分かりやすくおすすめの方法です。
このような画像を作成し、商品画像の後ろのほうに加え、商品の説明文にも「お品物の〇〇【どこ】の部分に〇〇【どのような】汚れがございますので、商品画像をご覧になって、ご了承いただける方のみご購入下さい。」などと書くといいですね。
こちらの加工もラインカメラでやっていきます。
①筆マークのアイコンを押して「ペイント」を選択する。
②商品や背景の色に合わせて、ペンの色や太さを変える。
③キズや汚れの部分を指で丸く囲ったら完成!
この作業は、文字入れで「丸」を変換して「〇」のサイズや色を変える方法でもOKですよ!
メルカリの写真撮影のコツ、加工や編集方法のまとめ
この記事では、メルカリで出品する際に使用する商品画像の撮影方法や加工の方法について説明してきました。
大事なポイントは、明るく見やすい・清潔感がある・買い手のことを考えるです。
メルカリライフをおくる上でのヒントになればうれしいです!
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